鮮魚を中心に
様々な水産物や加工物を販売しております

スーパーや魚屋さんでよく見かける、サンマ、イワシ、アジ、カツオなどの一般的に「大衆魚」と呼ばれる種類は、私たちが「旬の魚」として楽しむことができる鮮魚の一つです。これらの魚は日本全国、北海道から九州まで、毎日新鮮な状態で入荷されています。「追っ駆け」と呼ばれる相模湾の近海魚も鮮魚に分類されます。

アラスカやロシアなど世界各国で漁獲されたズワイ蟹をはじめ、エビ、サケ、イカ、サバ、貝類などの冷凍処理された食材を一般的に「冷凍物」と呼びます。冷凍品は一般に「味が落ちる」とされますが、実際には、その魚が最も美味しいとされる「旬」の時期に処理されることが多いため、冷凍物の方がより美味しい場合があります。

ウニ、アワビ、フグ、活魚などが、お寿司屋やレストランなどの業務用に使用されている高級魚介類を特殊物と呼びます。これらは、ニュージーランドのロブスターや北海道の毛蟹、ウニなどが航空便を使って新鮮な状態で取り寄せています。また、活魚のセリ場では、ブリ、ハマチ、ヒラメなどが大きな水槽で元気に泳いでいます。

アラスカ、チリ、ヨーロッパ、北海道、三陸産などからの鮭や鱒、イクラ、スジコ、タラコなど、および主に九州で生産される明太子などの塩漬け品を一般的には「塩干物」と呼びます。横浜市場では、他にもウナギや蒲焼類も塩干物に分類されます。多様な種類を取り扱うことで、年間を通じて「旬」の味わいをお届けできるよう努めています。

マグロやカジキなど、マグロ類全般を「大物」といいます（生鮮と冷凍の両方を含む）。これらは、日本近海で漁獲された国産品から、ボストン、スペイン、オーストラリアなど海外から輸入されるものまでさまざまです。中には、「ジャンボ」と呼ばれる100kgを超える超大物マグロや、プロの仲買人が行う活気ある「セリ」は一見の価値があります。